
2025.01.25
民事信託の研修の感想と交流会のお知らせ
武蔵小杉の司法書士 木下尚子です。
本日は、石川町にある司法書士会館で民事信託の研修に参加をしてきました。
事前に事例問題が出されており、民事信託契約書を起案するにあたって、信託の目的や信託財産、受託者や受益者、帰属権利者や委託者の地位の相続について等々各自で検討した内容を予めチューターに送っておりまして、
本日は数名ごとの班に分かれ、それぞれの事前回答に基づいてディスカッションをしつつ理解を深めていくという形式でした。
普段は書籍や動画、Zoom研修で一人で勉強をしておりますので、どうしても知識を得るだけの受け身の勉強方法になってしまっておりましたが、事例に基づきディスカッションをすることで、他の先生方の経験や考え方を共有していただき、自分では気づけない視点にたくさん気づくことができましたし、積極的に内容に関わるために学びが記憶に定着しやすかったと思います。
実務で実際にどう扱っているかという具体的な話しも、経験豊富なチューターの先生からたくさん伺うことができ、書籍などから得た知識の一歩先を知ることができましたし、また何となく理解しているつもりになっていた部分も、具体的に自分が言葉にして伝えることで、まだ曖昧な理解しかできていなかったのだと改めて気づかされました。
実はディスカッション形式の研修には苦手意識があったのですが、終わってみるととても楽しくあっという間の4時間でした。自分の意見を伝えたり班の方の話しを深く聞く必要がありますので能動的に参加する姿勢が求められますが、それによって自ら考えたり発信する力も鍛えられるような気がいたしますので、今後も機会があればこのような研修に積極的に参加をしていきたいと思えるようになりました。
チューターをしていただいた先生はもちろん、同じ班になった先生方とも活発な意見交換や交流ができたことに感謝いたします。
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私が初めて”交流会”というものに参加をしたのが神奈川士業ネットワーク(以下「KSN」)という団体です。
KSNは神奈川県を中心(都内の先生も参加されております)に活動する士業同士の交流会や勉強会といった非営利の活動を継続的に行っている団体で、詳細はHPやFacebookをご覧いただければと思いますが、来年度から取りまとめ役のようなものをやらせていただくことになりました。
そこで、男性ももちろんですが女性の士業の方ももっと参加者が増えるといいな、と常々思っておりましたので宣伝をさせていただきますm(__)m
ご興味がある方がいらっしゃいましたら、まずは試しにゲスト参加もできますので、お気軽にお問合せください^^