2024.10.21
公正証書遺言のこと
今日は朝から五反田の公証役場に行ってきました。
公正証書遺言をするためには、遺言者の真意を確認し手続きが適正に行われたことを担保するために証人2人の立会いが義務付けられているのですが、今日はその証人としての立会いをしてきたのです。
公正証書遺言は、公証人が遺言者について印鑑証明書等で本人確認をした上で作成をしますし、遺言者の意思も慎重に確認をして作成される公文書ですので、一般に高い証拠力が認められます。
それに相続発生後には遺言が作成されているかどうかを遺言検索システムにより調査をすることができますし、原本は公証役場で保存がされているため滅失等の心配もありません。
また遺言者が亡くなったあとに裁判所で検認手続きをする必要もないのでスムーズに相続手続きに入ることができます。
デメリットとしてはやはり費用がかかってしまうということがあるのですが、上記の理由により遺言書作成のご相談をいただいた際にはできるだけ公正証書遺言を作成することをおすすめしております。
公証人との事前の打ち合わせや証人2人の手配も承っておりますので、お気軽にお問合せください。
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Gmailにはスマートリプライ機能というものがあるのを知っていますか。
機械学習による人工知能(AI)がユーザーに代わってメールの返事を作成してくれる機能なのですが、受信メールの内容に応じて3パターンの提案をしてくれます。ユーザーはそれをタップすればワンタッチで返信ができるようになるのです。
先日、税理士と弁護士と私の3人でメールのやり取りをしていました。その内容は終始仕事に関するもので、法的なサポートが必要な依頼者様を弁護士の先生にご紹介してお繋ぎをする、というものでした。もちろんカジュアルな文体ではなく割りと硬いビジネスメールです。
弁護士の先生からのメールに対し、GmailのAIが私に代わって3パターンの返信内容を提案してくれたのですが…
『家におるよ。』って。その提案はないかな…